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5枚合板×インナーの極薄カーボン。伝統のブレードを継承した『マイスカーボン』、その唯一無二の個性

2026年06月15日

カーボンなどの特殊素材を、上板(うわいた/表面材)のすぐ下ではなく、上板・添芯の下に配置するいわゆる「インナー」の合板構成。木材ラケットの球持ちとコントロールに、特殊素材ラケットの弾みをプラスする性能で、今や数多くのラケットが「インナー」の合板構成を採用している。

 実はヤサカは、この「インナー」ラケットの先駆者的なメーカー。弾みだけを追求するのではなく、常にコントロールを重視した合板構成でラバーの性能を引き出す。それが「裏ソフトのヤサカ」のラケット作りの伝統であり、矜持(きょうじ)なのだ。

 今年3月にリリースされた『マイス』シリーズのうちの1本、『マイスカーボン』もインナーのカーボンラケット。スウェーデンの高い木工技術が生かされた5枚合板のインナーに、極薄のカーボンを搭載している。

添芯の下(上から3番目)に極薄カーボンを配した、インナーの合板構成

 カーボンでありながら球持ちの良い、しなやかな打球感はまさに唯一無二。この打球感に魅せられ、長く使い込む選手も少なくない。正確な台上プレーに前陣での連続ドライブと、抜群のコントロール性能を発揮してくれる。

 また、中国式ペンはスウェーデン製に多い「長さ163㎜×幅150mm」のサイズ。ややラケット面が大きめで、スイートエリアも広いのが特徴だ。板厚は5.7㎜と薄めで平均重量は85g、両面にラバーを貼っても握りやすく、振り抜ける重さに抑えられるのがうれしい。

やや面が大きく、スイートスポットが広い『マイスカーボン』の中国式

 「ラケットは今は弾むものが多いですけど、一般のユーザーが試合で勝つうえではやはりコントロールが大事。『マイス』シリーズはどのラケットもコントロールは折り紙付きです。『マイスカーボン』も『ラクザ』シリーズから『翔龍Ⅱ』や『輝龍Ⅱ』のような粘着ラバーまで、好みに応じてラバーを合わせることができ、しっかり性能を引き出してくれるラケットですね」(ヤサカ・矢尾板駿さん)

2026年春の展示会でお披露目された『マイス』シリーズ。どのラケットもコントロール性能は抜群

 これからロングセラーとなっていくであろう『マイスカーボン』。裏ソフトラバーが驚異的なスピードで進化していく今、さらに輝きを増していく1本だ。

●マイスカーボン
●11,000円(税込)
●木材5枚+カーボン2枚
●グリップ:FL・ST・中国式
●ブレードサイズ:157×151㎜
※中国式は163×150㎜
●板厚:5.7㎜
●平均重量:85g

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