Yasaka

YASAKA NEWS

岡崎日和が語る『輝龍Ⅱ』。「回転量とスピードを兼ね備えたラバー。サービスも思った以上に切れますね」

2025年07月02日

 安定したバックハンドの攻守と、パンチ力のあるフォアのカウンターを武器に、香川・百十四銀行の主力選手として活躍する岡崎日和(ひより)(ヤサカ契約選手)。

 2008年全日本バンビ女子ベスト8、2013年全日本カデット女子13歳以下3位など、早くから全国区で活躍してきた岡崎。埼玉・川口総合高2年時にはインターハイで3位入賞、東洋大時代は全日本大学総合選手権(団体の部)でチームを準優勝に導き、個人の部でも二度のベスト8進出を果たした。

 社会人になってから、前陣でのラリー戦の強さにますます磨きがかかり、6月18〜22日に行われた『百十四銀行 前期日本卓球リーグ香川大会」では、女子1部でシングルス4勝を挙げる活躍でファインプレー賞を受賞した。

25年前期日本リーグでプレーする岡崎。地元大会で大活躍を見せた

 大学時代までは両面にスピン系テンション裏ソフトを使用していた岡崎。しかし、社会人になってから前陣でのカウンターにさらに磨きをかけるべく、フォア面を中国製粘着ラバーの『翔龍(しょうりゅう)』(現在は廃番)に変更。さらに昨年、発売とほぼ同時に『輝龍(きりゅう)Ⅱ』に変更した。

 『輝龍Ⅱ』を初めて打った時の感想として、「『翔龍』よりも若干軟らかく感じたんですけど、飛距離が出るし、打球のスピードも上がったんじゃないかと思います」と岡崎は語る。彼女が感じる『輝龍Ⅱ』の最大の特長は、どこにあるのだろうか?

 「回転量とスピード、どちらも兼ね備えているラバーだと思います。対下回転のドライブでも、対ループドライブのカウンターやドライブ対ドライブの引き合いでも、回転量とスピードのあるボールが打てて、相手のボールに打ち負けることがない。しっかりボールをインパクトできた時には、自分の想像以上に質の高いボールを出すことができるラバーです。

 台上プレーでは、ストップがちゃんと止まってくれる印象がありますね。あとはサービスがすごく切れます。競った場面で、『ここはサービスを切りたい』という時に思った以上に回転がかかっていて、相手がネットミスをしてくれる。『輝龍Ⅱ』にしてから、サービスエースは確実に増えたと思います」(岡崎)

攻撃技術だけでなく、サービスや台上プレーにも『輝龍Ⅱ』の回転性能が生きると岡崎は語る

 岡崎の使用ラケットは、インナーにカーボンを使用し、「粘着ラバーとの相性がすごく良い」と語る『アトレティコパワー』(日本未発売)。バック面は社会人になってから『ラクザ9』から『ラクザXX』に変更し、より質の高いボールを打つことに取り組んでいる。

 「『輝龍Ⅱ』は粘着ラバーの中では使いやすいし、フォアのカウンターがしっかり打てて打ち負けない。このままフォア面で使っていきたいですね」と語る岡崎。今後のさらなる成長に期待したい。

輝龍Ⅱ
●¥5,500(税込)
●粘着性裏ソフトラバー
●特厚・厚・中

あらゆるプレーにおいて、その回転性能とスピード性能を発揮する『輝龍Ⅱ』。
驚異的なコストパフォーマンスを誇る、新しいタイプの中国製粘着ラバーだ